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自分の感情を客観視して損得を判断できるようになってきた

最近自分の感情を客観視して、その感情の損得を判断できるようになってきた。

例えば、外を出歩いていて道で他人にぶつかられて、相手は通り去ったとする。その瞬間は「うわっ」とか「何だあいつ」と思うんだけれども、次の瞬間には「自分はさっきの出来事で嫌な気持ちになっているが、嫌な気持ちになることで自分は何か得するのだろうか、嬉しいことがあるんだろうか」と考えるようになった。そして「嫌な気持ちになっても相手に仕返しができるわけでもなければ自分にプラスになる学びもない。今頃相手は自分のことなんて1mmも考えていないだろうし、そんな相手に自分だけ嫌な気持ちを引きずるのは損である」という結論に行き着き、別の楽しいこと/意義あることを考えるように努め始める。

大事なポイントとしては、とっさの感情自体が起こることはどうしようもないので、怒らないようにするとか感情自体をコントロールするということはしない。そして、出てきた感情が自分に与える影響を考えて、論理的にその感情を上書きする。

これはいわゆる「メタ認知」というものだろうか。専門ではないので単語の使い方があっているかはわからないが、そういうものが30半ばにしてようやく自覚的になってきた気がする。まあ、そんな言葉を使わなくても、自分の機嫌は自分で取るというよく言われる話でもある。