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男一人がスイーツをどこで食べるか

最近スイーツを食べるのにハマっているのだけれども、男一人がどこでスイーツを食べるかという問題にぶち当たっている。

そもそもスイーツの主要業態としてテイクアウトとイートインの2種類が存在する。小規模な店舗やデパ地下などはテイクアウトで持ち帰りのみを提供しており、イートインがある店舗はその場で食べられるスペースであったりカフェを併設している。

まずテイクアウトから考えよう。テイクアウトするということは、どこかに持ち運んで食べなければいけない。スイーツという特性上、なるべく室内でかつ落ち着いた雰囲気、そして紅茶なども飲めれば尚良い。そうすると必然的に、自宅に持ち帰るという選択肢が最有力となる。お店が近所であれば良いのだけれども、家から30分以上かかる場所にあると、往復1時間でケーキ1個を持って帰ってきて10分で食べきるのか……という気持ちになる。そこで最近では会社のオフィスでケーキを食べる術を身に着けたが、拠点が一つ増えただけで根本的な問題として東京23区をカバーできるほどではない。なんとかして現地近くで食べて、あわよくば1件だけではなく2件ほど回りたいとなると、途端に選択肢が限られてしまう。そう、代々木上原と自由が丘、激戦区のお前らのことだ。プライベートな空間という発想を膨らませて、ホテルを借りて食べるとか、車を借りてその中で食べるとかを考えたが、コストがかかりすぎる。スイーツのUber Eatsが欲しい(が、運ばれてくる頃にはぐちゃぐちゃになってそうだ)。

あとはイートインだが、これは男一人がイートインでケーキを貪り食う様子を思い浮かべればだいぶ厳しいというのがすぐに理解できる。自分は一人なんちゃらに耐性があるほうで、映画館でも焼き肉でも一人は気にならないが、小規模店舗で周りが女性客の中で一人というのは流石にキツい。百歩譲ってテラス席ならワンチャン可能そうだけど、今の季節に外でスイーツ食べるのは環境的に厳しすぎる。人を誘えばいいじゃないかという当たり前の指摘はそのとおりだが、独り身で思い立ったときにスイーツを食べ歩く身軽さと比較すると、人を誘って日次を合わせて自分も生活リズムを調整して行くというのは相当労力が必要になる。よってイートインは選択肢から外すことが多い。

あぁ、悩ましい。