無心で手を動かす
この週末は、とあるシェルスクリプトをPythonに移植するコードを書いた。処理としてはWebAPIを叩いて値を取り出してといった簡単なもので、コマンドの意味などは手元で試したり調べる必要があったが、ほぼ何も考えずにコードを移植することができた。
自分の場合は、まずはnaiveにベタ書きで一通りの処理を書いたあとに、classやmethodにまとめたりdataclassとして処理をまとめていく。最初にベタ書きで動く状態にしているから、あとはその動く状態を維持しながらリファクタリングができる。それにclassやmethodなどにまとめていないから、デバッガを使わなくとも変数を確認できるのも良い。
こうした無心で手を動かす作業は、具体的な進捗が見えやすい一方で逆になにかに躓いたりyak shavingになることも無い。ちょっと軽めのストレスがちょうど良い。たまにはこういうことをして気分転換しないと、普段の「あれを勉強しなきゃ」「これがコードで書けるようにならないと」という重圧がしんどくなってしまう。