~/local/を使うのをやめて~/.local/に移行してみた
自分がプログラミングを学び始めた頃から、自身でコンパイルを要したり実行ファイルが出てくるタイプのツールは、ホームディレクトリ以下に~/local
を作成して./configure --prefix=$HOME/local
とすることで、その配下にbin/
やlib/
が作成されるというスタイルを取ってきた。初心者だったときに教わったことなのでこれが一般的な習慣なのかはわからないが、ホームディレクトリにlocal
というディレクトリがあることは至って普通で何の違和感もなかった。
最近のツールを使っていると、~/.local/
というディテクトリを使っていることに気付いた。自分が遭遇してパッと出てくるのは以下の2つ。Ubuntuの環境の場合、どちらも~/.local/bin
に実行ファイルを置いてそこにPATHを通す形になっている。
- Introduction | Documentation | Poetry - Python dependency management and packaging made easy
- sharkdp/bat: A cat(1) clone with wings.
改めて考えると、実行ファイルを作ってPATHを通すだけなので.local/
でも全く問題は無いし、ファイルシステム上で見えておく必要はない。ホームディレクトリでドットから始まるディレクトリを作る/使うのは普通であり、確かにこっちのほうが合理的かもしれないと思うに至った。
せっかくなので新しい環境では~/local
ではなく~/.local
を使うように変えてみようと思う。